キュボロについて

 

2023.2月現在、息子(4歳)がキュボロにドハマリしている。

おもちゃに35000円も出すのかと、悩みに悩んでいたところ、9月からの値上げの話を聞き、即座に買ったものだ。

キュボロについて検索すると、内容のうっすいまとめサイトばかりが上に来て頭にきたので、自分でまとめる。

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出産記録【2021.4第二子※無痛分娩】

先日のエイプリールフールに第二子を無痛分娩で出産したので、記録していく。


予定日は4/7で、4/3に計画出産の予定だったが、すでに3月の下旬に出産間近な兆候があった。
1週間前に6時間くらいの前駆陣痛みたいなものがあったし、すぐに足は痺れるし、便秘があきらかに治ったし、ほんの少しの動きでお腹は張るしで、こりゃ4月まで持たないなと思っていた。



結果としては、もった。もったが、4/1までだった。できれば保活のために次年度生まれを希望していたが、そこは仕方ない。




4/1早朝、弱い陣痛がきた。
10分前後の間隔。一回経験してるのですぐにピンときた。その30分後、破水。自分の意志と関係なくぬるい液体がぼたぼた垂れてきて焦る。破水したなら来ていいよとのことで、6時前に産院到着。


【6:00】
陣痛部屋で待機。子宮口4センチほど。痛みもまだまだ耐えれるレベル。


【8:30】
間隔は6〜8分程度。痛みは生理痛最大程度。一人目の経験だと、ここから先の痛みが死ぬほどしんどい。子宮口5センチ以上開いているし、急速に進む可能性あるから、もう麻酔入れましょうとのこと。痛みは消えてほしいが、初めての硬膜外麻酔への恐怖に怯える。

【8:45】
先生がきて、麻酔開始。針が刺さるとき痛いさど、動くと神経傷つけちゃうからうごかないようにがんばって!といわれ、ビビりまくる。

なんとか針をこらえ、管が通ったらしい。テストで少しだけ麻酔通しますよ、といわれる。通された瞬間、電流が走る。実際走ったわけではないだろうけど、一瞬だけ感電したみたいな感覚。なんだかものすごく怖い。未知への恐怖。

このあたりで、
『無痛分娩やめればよかった。お産の進みも安産っぽいし、わざわざ自然に逆らうようなマネやめればよかったーーーーー(´;ω;`)』
と後悔し始める。

この感電したみたいな感覚がだめだったのかどうかよくわからないが、もう一度薬いれなおし、下半身がしびれてくる。ここから、麻酔が切れるまでずっと正座後みたいにしびれていた。これが硬膜外麻酔の正常らしい。

このしびれも地味に嫌で、早く終わってほしいと思った。
麻酔は効くまでに10分くらいかかりますと言われていたが、体感では薬入れたらすぐに痛みがなくなった気がした。ここから、陣痛はまったく感じていない。


【9:30】
昼前には生まれると思うとのことで、夫が到着。
ただ、麻酔をすると陣痛が遠のくことがあるから、そうなったら陣痛促進剤を使いましょうと。


【10:00前後】
夫と談笑。子宮口7センチ位なのに信じられないくらい普通。となりの部屋からほぼ同じ進みの自然分娩の妊婦さんの叫び声が聞こえてくる。こちらは痛くなさすぎて申し訳なくなってくる。陣痛によるハリもわからないほど。

痛みと温度は感じないが、触感はある。痒みも感じた。全部の感覚がシャットダウンされているわけではないのが、普通の麻酔と違うところなんだろうか。

ちなみに面白かったのが、おなら。
前触れもなく、変な音と下半身に衝撃があり、5秒くらいなにがおきたか分からなかったが、冷静に考えると、おなら。自分の意志とは一切関係ない放屁。出るタイミングもまったくわからない。だからなのか全然恥ずかしくない。助産師さんに「これっておならですか?」と真顔で聞けるほど恥ずかしくない。


【10:45】
子宮口全開に近くなったので、陣痛促進剤を使い、分娩を促す。なんとなく陣痛が来ているときのはりがわかるようになった。分娩開始。

助産師さんの合図とともにいきむ。痛みがないのでいきみに集中できる。痛みで助産師さんの指示に全く従えなかった自然分娩のときとは大違い。無痛などしなくても、みんなこうなるような体のシステムにしておいてよ神様。

5回くらいの陣痛でのいきみで、出産。にゅるるんとでてくるときの感触もはっきりとわかった。(自然分娩でもわかるというが、私は前回生んだ瞬間の記憶がないから子供がでてくるときの感触もしらない)


【11:15】
助産師さんが子供と記念撮影をしてくれる。その間、私の下半身では、胎盤排出が行われている。すごい。これもかなりの激痛のはずだけど、なにもかんじず。会陰縫合も同じく。


【13:30】
術後、2時間ほどそのまま安静にしてくださいと放置される。コロナ禍なので、夫は子供が生まれてから30分ほどで帰宅させられる。

麻酔の副作用で、なんとなく気持ち悪い状態が続く。
昼ごはんを食べるが、全部嘔吐。この副作用は出産終えてから1時間半くらい続いた。もちろん吐き気が起こらない人もいるらしい。


【17:00】
やっと足のしびれがなくなってくる。思った以上に効果が長くてハラハラした。もしかして、麻酔じゃなくて神経が傷ついたシビレで、一生治らないかも…とおびえていた。

出産したのが昼だったので、アドレナリンも落ち着き始めていたのか一人目と違って夜は意外と寝られた。
あと麻酔と関係あるのかわからないけど、地味に下半身が痒かった。


以上、当日レポ。
以下、無痛分娩について。


二人目出産ということで、産後の回復がいいと聞いて、無痛を選択した。回復に関しては今はわからないので、今後気にしてみる。でもよく考えたら、一人目も産後弱った記憶あまりないな。

無痛のデメリットは、麻酔への恐怖と、あと夫が立ち会いしてる場合、分娩が苦しそうじゃないから、産後もガンガン動けるんじゃないかと勘違いされるかもってことかな。
無痛分娩したあとは、その時の痛みはないけど、ちゃんと産後ダメージはありますよアピールするべきかも。


あとよく聞く、無痛分娩なのに無痛じゃなかった問題だけど、これは痛みの抑制が甘かったって話なのかな?先生曰く、効きが甘い人もいるとのことだったのでありえなくはないらしい。あと、陣痛がついてからの麻酔になるから、ある程度までは陣痛経験するから、それを完全無痛じゃなかったと言ってる人がいるのかも。一人目から無痛分娩の人は特に。

逆に一人目を自然分娩だと、無痛分娩の有り難みがめちゃくちゃわかる。5分間隔までの陣痛と、そのあとの陣痛だと痛みのレベルが20段階くらいあがるとおもってるので、その最大の痛みを感じないで済むのはとってもとっても嬉しい。


もし三人目をうむとしたらどっちにする?と聞かれたら……ちょっとだけ悩んで無痛にすると思う。私は麻酔への恐怖が強めだったけど、それでも無痛のメリットが上回るかなと。

出産記録【2018.10 第一子】

出産の痛みと記憶はすぐ薄れていくと聞くので、自分用にメモしておこうとおもう。

 

10月中旬、予定日を3日ほど超過した日の健診で、予定日5日超過までに陣痛がこなかったら入院して陣痛促進剤を使いますと言われる。ちなみに、子宮口は全く開いていなかったので、それまでに子宮を柔らかくする薬を二回ほど注射投与しているが特に効果は無かった。

 

なんとなく陣痛促進剤はつかいたくないし、自然陣痛きてほしいけど、でも出産の痛みが怖いからできるだけ陣痛くるのは遅くなってほしい。でもでも予定日越えてるし、早く産まなきゃという焦りも。予定日二週間前からは1日6000歩は歩くようにしていた。

 

出産前日寝る前、なんとなく明日産む気がした。私のこういった予感は大体当たらないのだが、今回だけはたまたま当たった。明け方五時頃、生理痛のような痛みで目覚める。これたぶん陣痛?陣痛だよね?と思いながらトイレへ行くとおしるしが。陣痛と確信。

まだまだ余裕なので、とりあえずアプリにて陣痛間隔をはかり始める。8~10分間隔。

8時台に一度だけ三分間隔の時があったので、一応産院に電話。定期的に五分感覚になったらまた電話くださいと言われる。自分としても余裕があったのでそうだろうなと納得。

 

11時台に陣痛が少し遠のく。10分以上が数回。

 

お昼はデリバリーでトンカツ弁当。今日産むだろうから体力を付けないととガッツリメニューにした。

また、このタイミングで排便もした。いきんでいる最中に粗相はしたくないから、これは本当にタイミングが良かった。

 

【12:30】

トンカツ弁当を食べて、30分後ほどして、陣痛が最大の生理痛+α程度になってくる。我慢はできるが未知の痛みに入ったので、産院に電話。間隔は五分で安定している。

産院へ行く気満々だったが、電話にでた助産師さんに「まだ声に余裕があるから平気です。三分台が出てきたら、産院にきてください」といわれる。声に余裕があるのは陣痛の波が来ていないときに電話しているんだから当たり前じゃないか!と思ったが、今になっておもうとあの時はまだ絶対に産まれない状態だった。助産師さんの判断は正しい。

(家から産院までは五分程度の距離なので、通常よりも指定された来院タイミングは遅めかもしれない)

 

【15:00】

二時間我慢したものの痛みの質は変わらない。が、三分間隔が二回きたので我慢できず産院へGO。陣痛タクシーに電話をすると、事前登録しておいたので、住所などを言うことなく非常にスムーズに配車された。歩くと陣痛が進むと聞いていたので、歩こうかと一瞬思ったが、歩かなくて正解だった。タクシーで産院に着いたときには、一段階痛みが増していた。

 

【16:00】

産院ではすぐ分娩室に通された。陣痛部屋でなかったのは、その日の出産が少なかったからか。子宮口は二センチ程度。生まれるのは明日になると思いますと言われる。陣痛の波がわかる紙を見て、テンションがあがっていた。まだまだ余裕。本番がこの痛みなら耐えられるし、平気そうだなと思っていた。

また、このとき血糖を測定される。高めの数値が出て、昼になにを食べたか聞かれ、トンカツと答えると驚かれる。恥ずかしい。

その後、時間が経ってもう一度測定したときには、血糖値正常だった。血糖値が高いと、投与できない薬や処置があるらしい。

 

【17:00】

1時間ほど経つと、一気に痛みのレベルがあがる。なにかにすがらないと耐えられない痛みに、出そうな感覚が加わる。いきみ逃しスタート。子宮口は8センチほどになり、今日生まれます、と助産師さんが出産予定を訂正してくる。

いきみ逃しにテニスボールかゴルフボールが有効だときいていたので、ゴルフボールを持ってきてもらったが、効いたのは初めだけで子宮口8センチレベルの時はすでにそんなことでは気も紛れなかった。他の人の出産レポを見ると、夫や助産師さんにボールで会陰をおしてもらってたようだが、私は自分で押した。他人に、どこどこをおして!と指示する余裕がなかったから、自分でやった方が良かった。

夫には水飲ませマシーンになってもらった。声かけられたり、さすられたりしたら、ぶち切れてはねのけてしまいそうだったので、ほとんどなにもしないでいてくれて有り難かった。

それまで苦しくても声は出していなかったが、この段階になると声を出さずにいられない。獣としかいいようのない声がでる。それを聞きながら人間ってやっぱり動物なんだよな、と冷静に思う自分もいた。

私だったら他人のあんな声聞きたくないから、出産には立ち会いたくないなと思った。

 

【18:00】

子宮口全開。あと15分で生まれるよ、といわれいきむも、まったく赤子がおりてこない。しばらくすると、私の腹を押す係の助産師さんがあらわれる。あかちゃんを下に押し出すために、いきみと同時にお腹をおすからね!と言われた。これが地獄の痛みだった。事前に聞いてたのはいきみ逃しが痛みのピークで、産むときは意外と痛くないということだったのに、こっちのが全然痛い!嘘つき!と、だれにかわからないが心の中で悪態をつく。

だが、押されても出ない。まったくでない。会陰もさらっと切られた。それでも出ないから追加で切られた。この状態が一時間くらい続いたらしい。らしいというのは、記憶がないからだ。痛すぎて意識が飛んでいた。

 

次に意識が戻ってきた時は、産まれていた。「産まれましたよ!」という助産師さんの声で我に返った。だから私には子供を産んだときの感覚はない。ずるっと出る感覚があると言うが、それはその後の胎盤排出で味わった。

私は見ていないが、産まれた子供はへその緒がぐるぐるに巻き付いていたらしい。首に二回、胴体に一回。これが原因で降りてこな

ったとのこと。

 

産まれた子供を気にかけるよりも、終わった安堵感だった。服を着せられた息子を助産師さんが抱かせてくれたけど、涙が出たりとかえもしれぬ感動はなかった。瞼が腫れてエイリアンそっくりだけど、大丈夫かなこの子とおもった。子を抱くのもそこそこに親や友人にラインを片っ端から送る。子供が産まれたことよりも、頑張って産んだ私の話を聞いてほしかった。海外のインスタで、生まれたての新生児を尻目にスマホをいじる写真が話題になっていたが、私も似たようなものだったはずだ。

(母子同室で同じ時間を過ごし始めてから徐々に子供がかわいく思えてきたので、私の場合自分で産んだことよりも一緒に過ごす時間の有無で母性がでてきたような気がする)

 

分娩台で二時間ほど休ませてもらったあと、個室への移動となる。前述の通り、産んだ直後からラインや電話をして、とくに疲労感を感じていなかった私は、いつもとかわらない足取りで個室へ向かう…はずだった。立ち上がって二歩歩いて貧血症状。トイレで尿がでるかを確認しますといわれ、便座に座ってそのまま意識を失う。助産師さんの呼びかけで目を覚ます。そのまま三歩歩いてまた気を失う。分娩台に戻されて、さらに二時間休んでましょうねといわれる。出産の際に出血があるので、貧血はままあるらしい。

 

二時間後、無事個室へ。夜の十時くらいだったので、そのまま就寝。子供はナースステーションに預けてある。直ぐ眠れるかと思いきや、びっくりするほど目がさえて眠れない。アドレナリンがでまくっているらしい。結局二時間も寝れなかった気がする。

次の日から母子同室開始。

 

とりあえず、ここまで。

やっぱり痛かった。もの凄くいたかった。私の場合は陣痛より産むときのがつらかった。本陣陣痛からは7時間ほど(12時前までは前駆陣痛だったとのこと)だったので、初にしては間違いなく安産ということだったが、あれが安産なら難産だったら死んでた。本当によかった。

産むときの痛みは直ぐに忘れてしまうといけど、ほんとうにそうなんだろうか。二ヶ月の今、まだ覚えている。できればもう経験したくないなあ。男女平等の時代なんだから、早く男が出産できる技術を開発してほしい。